商品紹介
PS♂精液:ハイポー・デュロック精液
Hypor社では、2000年から一定の背脂肪と肉質を重視する日本のマーケットニーズに応えるためにデュロックの開発を進めてきました。デュロック種の資源の多いカナダでの育種をスタートし、2010年にはカナダ最大手のデュロック種豚会社DGI社を傘下に収め、優れた一日当たり増体量と飼料要求率の能力に加え、肉質改良、即ち背脂肪と筋肉内脂肪の改良のスピードアップを図りました。
ハイポー・デュロック精液で生産された肉豚の特徴は、一日当たり増体量と飼料要求率に優れていること、また適度な背脂肪を有しながら筋肉内脂肪を極めて豊富に保有している点です。ハイポー・デュロックの能力及び枝肉形質と肉質は、多くの国内養豚生産者の皆様のニーズに応え得るものと期待しています。

PS♀リブラスター(CD♀)
BLUPによる統計学的な改良と、DNA情報を活用したゲノム選抜により、繁殖性と効率性が飛躍的に向上した超高能力種豚「リブラスター」が開発されました。リブラスターは産子数のみを重視した他の多産系品種とは異なり、産子数の増加と共に、生存産子数と離乳頭数、生時体重と離乳時体重の増加を改良目標としています。従って、生時体重は産子数が増加しても1.2kg-1.6kgの範囲が最も多くなるように維持しており、同時に母豚の泌乳能力にも重点を置いた改良を行っています。



PS♂・PS♂精液:ABライン
ABラインは、肥育性と肉質を主として改良を継続しており、格付けと食味に影響する背脂肪厚(BF)は肉豚の出荷体重115kgで19~20mmを目標としています。肉質についてはアロカ超音波画像による背脂肪と筋肉内脂肪(IMF)、ロースの太さ(Loin Depth)の改良を実施しており、背脂肪を一定に保ちながら、筋肉内脂肪とロース芯を増加させることを目標としています。肉豚の体型や発育の揃い、きめ細かな筋肉繊維と脂肪の甘味に特徴があることから、ハイポー肉豚はテーブルミート用の美味しい豚肉との評価を受け、全国の様々な銘柄豚肉となって流通しています。
Hypor Terminal Boar

GP:Cライン(大ヨークシャー系)、Dライン(ランドレース系)
日本では毎年、リブラスターGGP♂の輸入を定期的に行い、その優秀な遺伝子の能力を国産GPへ反映させています。また生産者は、そうした国産GPから飼養することで疾病と防疫リスクを少なくしてPS♀(リブラスター)を自家生産することが可能です。リブラスターの優秀な遺伝子は確実に生産者の皆様の元に届いており、国内においても1腹あたりの離乳頭数12頭以上の実績や、1母豚あたりの年間離乳頭数30頭以上の実績を上げるお客様が多数出てきています。
生産プログラム
